一枚から始まる物語モクバは一枚のはがきを見て目を見開いた。 そこにある名前にトクンと鼓動が大きく打つ。 海馬コーポレーション副社長室 モクバは副社長らしく仕事をこなしていた。 今日はある企画のため招待者を選びそれの具体的な手続きを行なう手筈だった。もちろん他にも予定はギッチリある。 仕事量は社長である兄には及ばないが。 厳選なる抽選で選ばれるそれに抽選箱が副社長室に運ばれてきている。 海馬コーポレーションの企画という事で応募者は多く、箱を見た時はモクバも満足したものだ。 本当に偶然、選ぶ前にふと気になってとった一枚がモクバに軽い動揺を与えたのだ。 そこに。 軽くノックをして兄が颯爽と入ってくる。 社長室が隣の為お互い瀕回に行き来しているのだ。 「モクバ、済まない、この資料の事なのだが。モクバ?」 立ったまま固まっている弟に怪訝な表情になり海馬はもう一度声をかける。 「モクバ?」 しかしモクバは反応しない。 視線を移すと第1秘書と何人かのスタッフが困惑したように肩をすくめて見せた。 視線をさらに移すと抽選の箱が見えて海馬は今日のモクバのスケジュールを思い出す。 お互いのスケジュールも秘書程ではないが大体把握しているのだ。 「なんだ?何か問題でもあったのか?」 モクバに歩み寄り聞くがやっぱり反応がない。 海馬はモクバが手にしているものを見て微かに眉を動かす。 「ほお」 モクバの手から軽くハガキを抜き取ると空にさらしてみる。 「あ?!兄様?」 「たしか凡骨の妹だったか、モクバの思考をも奪う相手か」 兄の行動にハッとして、言葉を聞いてみるみる赤くなる。 「兄様っ。ちがっ。もう返せってばっ」 ぴよんぴよんと飛び上がってハガキを取り戻そうとするが小学生としては平均的な身長のモクバが長身の兄にかなうはずもなく。 先程と打って変わり慌てる弟を見て笑う海馬。 まだまだ恋事には興味ないと思っていたがなかなか、と感心してみせる。 「おい、その箱は下げろ」 「は?」 海馬を除く全員がそう反応した。 その代表であるモクバが抗議する。 「まだ抽選は終わってないよ。兄様」 「ん?終わっているだろう。いつまでも無駄に時間を使うな、分かるよな?モクバ?」 そしてこの仕事は終わりだと手を振って他のスタッフに下がるように合図する。 「抽選は公正に行なわないといけないんじゃ‥」 「十分公正さ」 海馬はぐずぐずするなと言わんばかりにスタッフ達を睨むとスタッフ達は震えて下がっていく。 「本題に戻ってこの資料なのだが。」 「兄様‥」 さらりと処理して次の話に持ち込む兄にモクバは呆れてしまう。 兄はモクバを見るとハガキを口元に持っていき、にやっと笑う。 「幾万の1の確率から勝ち取ったんだよ。その娘が。たいしたものだな、なあ、モクバ?」 そうして指に挟んでいたハガキをモクバに返す。 勝手に押し切る兄を見て、公平さと時々かなりの私情が混ざる彼を見なれていたモクバは諦めたようにため息をつく。 モクバは下がりかけたスタッフに今後の事を指示する。 多分兄はかなりこの状況を楽しんでいるのだろう。 しかしモクバもこの企画が実現する日を思うと、後ろめたい反面楽しみで早くその日がくればよいな、と考えてしまっていた。 それから約1ヶ月後。 「おにいちゃん?」 「静香か?久しぶりだな。変わりないか?どうしたのか?」 城之内、河井兄妹の電話での語らい。 「うん、私もお母さんも変わりないよ。ね、ね聞いてくれる?」 声を弾ませる妹に自然顔が緩む兄、城之内。 「うん?どうした?」 「えへへっ。実はじゃじゃーん、懸賞があたったのです。」 「へえ。よかったじゃん。何が当たったんだ?」 「うふふ。ドリームワールド1ヶ月フリーパス券とその直営ホテル二泊三日宿泊券ですっ」 「おおーやったなー。」 「でね、○日にお兄ちゃんと行きたいと思うのだけどその日ダメかな?」 城之内は思わず電話を見る。 「なんで?母さんと行けば良いだろう?」 「お兄ちゃんといきたいのっ」 速攻の答えに城之内は苦笑した。 手術代の事などあって、多分妹なりに気を使ってくれているのだろう。 その気持ちは嬉しいから。 「わかった、わかった。ん。たぶんその時期ならかまわないぜ」 カレンダーの予定を見ながら城之内は頷く。 「うん。楽しみだね。二泊目の夜は豪華ディナーも用意だって。御馳走が食べれるよ」 「へえ、それはいいな」 「お兄ちゃん正装だから」 「げ、面倒だなぁ。堅苦しいのやだからお前だけ食べてこいよ」 「ダメダメダメッ。一人じゃ意味ないよ。お兄ちゃんと食べたいのっ」 力を込めていう静香に城之内は苦笑した。 「あー。分かった分かった。お姫さまのおっしゃるとおりにいたします」 「もーちゃかさないのっ」 二人笑ってその後も学校の事や友人との事を話し電話を終えた。 静香は前にある当選を知らせる書類を見て嬉しそうに微笑んだ。 たぶん兄妹の楽しい思い出の一つになるだろうという予感に。 ピカピカの晴天。 「オレ晴れ男だから」 笑う兄と腕を組んで歩く静香。 城之内河井兄妹はドリームランドでいろいろアトラクションを乗り楽しんだ。 宿泊のホテルもまだ学生の兄妹が泊まるには豪華だったが、今後ないかもしれないからと満喫した。 そして二日目の夜。 ホテルの最上階のレストラン。 展望台のようになっていて、ランドとその外の様子を見る事ができる。 兄妹は食事の準備までと控え室でライトアップされた外の様子を見ていた。 「お兄ちゃん、楽しかった?」 「ああ、もちろんだぜ。サンキューな」 城之内は笑って妹を見る。 その笑顔をみて静香は顔を下げる。 「お礼を言うのはこっちの方だよお兄ちゃん、今までありがとう」 「静香」 「お兄ちゃんが私に与えてくれた事に比べたらまだまだ足りないくらいだから」 「あのなぁ。別に量の問題じゃあないだろう?オレは凄く満足だぜ。なんせ静香と一緒にいられたしな」 壊れた家族、引き裂かれた兄妹があえる時間はあまりないから。 お互い笑顔を見て、はしゃいで。電話より沢山の話をして。 一緒に過ごす事、それが一番の喜び。 「うん」 照れ隠しか城之内はぼやく。 「そういえば食事はまだかなぁ。腹減ったなぁ」 「うん。予定ではもう少しだと思うけど。主催者がまだ来てないからなぁ」 「あ?主催者?なんだそれ」 「あれ?言ってなかったっけ?この懸賞。海馬コーポレーション主催なんだよ。お兄ちゃん」 その名も若き社長副社長と豪華なディナーを。だ。 それを聞いた城之内は思わず叫んでいた。 「なんじゃそりゃあああ」 「あいわからずうるさい奴だな。さすがは犬だ。食事の席くらい上品に黙っていろ」 「ゲ」 「あ、海馬さん。このたびはありがとうございました」 静香が立ち上がり挨拶する。 さっそうと現れたのは海馬兄弟だ。 白をベースに青のポイントの入ったおそろいのタキシードを着ている。 海馬もモクバも大人っぽく見えて静香などきゃーと小さくはしゃいでいる。 そんな妹をみて複雑な反面噛み付くことは忘れない城之内。 「テーメー犬犬いうなーッ」 「ふふん。本当のことを言ったまでだ。しかし、まるで七五三だな。おまえらは」 「ウルセー!俺はともかく静香の悪口言うなッ」 「あ、静香ちゃん。兄様のぞんざいなのはいつものことだから気にしないでね。俺はよく似合っていると思うぜっ」(力説) 「ありがとう。モクバ君。モクバ君すごくかっこいいよ!」 ちなみに静香は黄色をベースにしたワンピースを、城之内はこげ茶をベースにしたスーツを着ている。 静香はまあ、女の子らしく似合っているのだが、城之内がスーツなどもっているはずがなく若き頃の父親の借り物だったりする。 もちろん自分の物ではないためもともとひよろりとした城之内にサイズが合うわけがなくサスペンダーなどつけていたりするのだ。 着慣れていない分やはり自分でも違和感があるとは感じていたが。 うーっ。と城之内はにらみあげ海馬はふふんと鼻で笑って返す。 少し離れたところではモクバと静香がほのぼのと話している。 そんな一同に。 「あ、あのう」 レストランの案内係が恐る恐る声をかけてきた。 4対の視線に見つめられびくびくしながらも声を出す。 「用意ができましたのでご案内いたします」 「あ、そうだった。じゃあ、行こうぜ♪」 モクバが明るく頷くと皆を促す。 案内係についてモクバと静香が歩き出し、兄たちもその後ろをついていく。 モクバと静香が並んで話しながら歩いており、そのあとに海馬が、そして城之内がぶつぶつ言いながら少し遅れてついていっている。 と海馬が立ち止まる。 後ろを歩いていた城之内は持ち前の運動神経で、寸前のところで彼の背中にぶつかることなく止まる事ができた。 「っと、急に止まるなよ!海馬っ」 「なあ、城之内」 海馬はくるりと向きを変えて城之内の方を見る。 名前を呼ばれて驚いた城之内は目をぱちくりしていた。 「あの二人仲むつましいと思わんか?」 「あ?なんだって?」 「まあ、見てみろ。モクバが二つ下とはいえ。お似合いではないか?」 仲良く話す二人の横顔を見て城之内は手をパタパタ振る。 「なに冗談いっているんだよ。お前」 たしかに見た目にも微笑ましい光景だが、お互い恋愛というレベルでは無さそうだ。 しかも、恋愛に縁がなさそうな海馬が言うから城之内は鼻で笑うしかない。 「まあ、お前の妹はどうか知らんが」 「ん?」 海馬は城之内の心に小さな石を投げた。 「じつはこの企画抽選で選ばれることになっていたのだが」 「ああ、聞いた。あいつくじ運ないっていつも自分で言っていたからな、引き運ないから決闘者にはなれないってなー。今回の事は凄く喜んでいた」 「いや、実は今回は抽選ではないのだ」 「は?」 「正確には抽選の予定だったが、お前の妹の応募ハガキを見つけたモクバが珍しく押し切って当選者にしたのだ」 「ええ?なんでだ?」 「もともと接点のない二人だ。不正をしてでも、どうしても会いたかったのだろう」 「モクバが」 「オレもその場に居合わせたのだが、見のがしてくれと必死でお願いされてなぁ」 「‥‥‥‥‥」 城之内少し呆然としてモクバの横顔を見ている。 海馬の話はもちろん少し捏造されているわけだが、ようはバレなければいいのだ。 弟を悪者にしてしまったが彼の為だ、目をつぶってもらおう、などと思いながら海馬は面白そうに城之内の反応を見ている。 「いじらしいではないか。及ばずながら兄としてモクバの恋に協力しようと思っている」 「‥‥‥」 城之内はふるふると手を震わせていたがキッと顔を上げるとモクバのほうに歩き出そうとする。 「モクバとはいえ、俺の妹に手を出すのは許せねー」 そんな城之内の襟元とつかみ海馬は暴走を止める。 「ぐえっ。海馬てめ!離せ、邪魔するな!」 「邪魔するさ、今も協力すると言っていただろう」 ため息をつき軽く肩をすくめる。城之内を捕まえる手は緩むことはない。 「それにこれは当人達の問題だ。貴様がとやかく言っても仕方ないと思うが」 「冗談じゃねー!」 少し離れたところでモクバが呑気に声をかける。 「兄様、城之内。ついたみたいだぞ。じゃれてないで早く」 「じゃれてねー!」 むきになって返す城之内に隣で海馬は鼻で笑っている。 「せっかくの料理だ。今後食べれるか分からんぞ。逃す前に行ったらどうだ」 「だれが邪魔したんだよ。誰が」 「さて」 わーわーとわめきかたや冷静に返す兄達にモクバと静香は軽く目を合せる。 自分達の話題で揉めているとは露にも思わず。 「またやってるな。飽きないよなぁ。あの二人」 「そうね、でもあれで仲良いみたいだし」 「だよね」 二人肩をすくめくすくす笑っていた。 個室が用意してあり、ゆったりした雰囲気で次々と出てくる美味しい料理に舌鼓を打つ。 若干1名を除いて。 モクバと静香は近い席をキープして楽しく会話している。 しかし、城之内はそんな二人を前にしてせっかくの料理を味わうことが出来なかった。 それは思い出したように意地悪そうな笑顔を浮かべた海馬があらぬことを吹き込むからだ。 いわく。 「もしあの二人が結婚したらほほえましい夫婦になると思わんか」 だの。 「だったら俺達も兄弟になるわけだ。わはは」 だの。 「海馬の後継ぎを生む為お前の妹には頑張ってもらわなければな」 などなど。 面白がって半分からかいで言っているが半分満更でもないような海馬に城之内は食事が終わる頃には白くなっていた。 食事も終わってお茶が出てきて年長組みは片方満足げに、片方は恨めしげに静かにお茶を飲んでいる。 モクバと静香は窓辺に寄りライトアップされた夜景を楽しそうに眺めている。 「ねえ、静香ちゃん。この企画、満足してもらえたかな。城之内とか。これ、俺が主に企画したんだぜ」 応募はがきに静香は兄が喜ぶことをしてあげたいからと、応募の旨を語っていた。 「まあ、そうだったんですね。ええ、喜んでもらえたみたいです」 「それは良かった!」 「これからもまだまだ出来ることがあるはずなので頑張らないと」 静香がぐっと握りこぶしを作りモクバはそんな姿を見てかわいいなぁと思い微笑む。 静香はそんなモクバを見て微笑み返す。 「モクバ君もお兄さんを支える為頑張ってるんですよね。あのときの約束のまま」 「‥覚えてたんだ」 アルカトラズという塔でのバトルシティの決勝戦。 静香は途中でこっそり決戦が見えないところに行っていた。 緊張に耐えかねて気分が悪くなっていたのだ。 そこで偶然通りかかったモクバに介抱された。 なぜ傷つきながらも戦うのかと泣く静香に、モクバも泣きながら自分の大切なものを守る為だと話したのだ。 悔し涙で。 だから無力な自分達も気持ちだけでも彼らに負けず支えてあげなければと。 二人涙を止めて少しでも強くなろうと約束したのだ。 ほんの些細なこと。 「もちろん。忘れるわけがないです。大切な約束ですから」 でも自分を動かすきっかけになった大切な出来事。 「私はモクバ君ほど、強くないけどまだ頑張れると思うので頑張ります」 「ありがとう」 約束を覚えてくれたこと、守ってくれていること、自分の行いを認めてくれたことに対してモクバはお礼をいい再び微笑む。 大人っぽい笑顔に静香はどきりとして軽く赤面してしまった。 「?どうしたの?」 「いえ、何でもないです」 「そう?」 首をかしげたモクバに静香も冷静になり微笑みかえす。 ほのぼのした雰囲気をかもし出している。 「まあ、頑張っているつもりであるけど本当に兄様の為になっているかは分からないけど」 「大丈夫ですよ。海馬さんも分かってくださってますよ」 「そうかなぁ」 「ええ!」 自信ありげに言う静香にモクバは笑う。 「そういえばさ、静香ちゃん俺より年上なんだから敬語は要らないぜ」 「え、でも副社長さんだし」 「だからー。俺は静香ちゃんと敬語なしでいられるくらい仲良くなりたいんだけどな」 「えっ。あ、ありがとう」 「うん」 「大変な兄を持つ同士仲良くしようね」 「そうそう」 おとなしくお茶を飲む兄達を見ながらモクバと静香は再びくすくす笑っていた。 「なあ、静香」 「なあに?お兄ちゃん」 自分達が泊まっている部屋に向かう道すがら。 城之内は真剣な面持ちで妹に語っていた。 「平凡でいいから幸せな家庭を持ってくれ」 「?お兄ちゃん急にどうしたの?」 静香は思わず吹き出して笑っていた。 気力を海馬兄弟に吸い取られたらしい城之内は口の中でぶつぶつ言うだけで静香の問いには答えれなかった。 その頃、ドミノの街を走る黒いベンツの中では。 「なかなか面白い企画になったな」 海馬が上機嫌で隣のモクバに話し掛けている。 「うんっ」 同じく上機嫌に返すモクバ。 ちなみに今日の予定は食事だけでその後はすぐに別のスケジュールが入っていたのだが、つい長居してしまった。 向いの席で秘書が青くなってわーわーいっているのを二人は軽く受け流している。 「ありがとう、兄様」 「ん?別にオレは何もしてないがな」 そこで海馬は笑ってみせる。 「モクバはいつも頑張ってくれているからな。あれくらいでは足りないかも知れないが」 モクバは軽く目を見張る。 「オレ、兄様の支えに少しでもなれている?」 「もちろんさ。感謝している。お礼を言うのはこちらだろう。今まで言う機会がなかったがな」 優しく笑って頭を撫でられモクバは照れてみせる。 ふと海馬が思い出したようににやりと笑う。 「そうそう、今回はモクバの為にちょっと布石しておいたぞ」 「え?」 「城之内にそれとなく臭わしておいた」 「なんで?」 「もしモクバがあれを手に入れればいずれ城之内とぶつかる事になるだろう?まあ、いきなりよりは衝撃が少ないだろう」 「まあ、そうだけど」 「将を射んと欲すれば先ず馬を射よだな」 「そ、そういうものかな。うん」 本人がいたら今度は馬扱いかと怒り出しそうである。 くくくと楽しそうにしている兄にモクバは肩を竦める。 モクバの為もあるが兄が城之内をからかって楽しんだ事の方が大きい気がするがそれは言わないでおく。 兄はライバルとする遊戯とは別の意味で城之内に固執している。 多分本人は自覚していないから、まだ言う時期ではないだろう。 今回投げた石は水面で小さな波紋を生んだ。 それが大きな波紋になって広がっていくことを願って。 仕事の話を秘書と始めた兄を横目で見ながらモクバはポケットから一枚のハガキを取り出す。 そこには今まで書かれていた文章とは別に携帯のメールアドレスが新たに書き綴られている。 別れ際にメールアドレスのやり取りをしたのだ。 犬猿の仲である兄のクラスメート(といってもいいのか)の妹、弟という関係から少し前進できたはずである。 この一枚のハガキから始まったきっかけを無駄にするつもりはないと。 モクバは笑って心に誓っていた。 end モク静話です。 なんだか兄様達でばっています。 それは私の趣味。 静香はまだ自覚ないですが成長して少しずつ男の子らしくなっていくモクバに惹かれていくのではないかと。 モクバは頑張ってさっそくメールしたりして努力を惜しみません。 さらっと短くギャグっぽく書きたかったのに長く(涙) 遊戯に戻る |